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手作り宝珠 人も呼び込め 函館・興禅寺の住職夫妻「亀尾地域を元気に」

 【函館】地蔵菩薩が左手に持ち、災難を除き人々の願いをかなえるとされる「宝珠」を、函館市亀尾町39の興禅寺が布で手作りしている。同寺の祭壇には奉納された色とりどりの宝珠50個ほどがつるされ、参拝者らの目を引いている。太田広康住職(56)は「カラフルな宝珠が人を呼び、少しでも亀尾地域が元気になってくれたら」と宝珠に込めた願いを語る。

 布で宝珠を作っているのは太田住職の妻の薫さん(55)。同寺では地域の人たちが古い着物などの布を使ってつるし飾りを作って本堂に展示しており、その残りぎれなどで宝珠を手作りすることを思いついた。

 きっかけの一つが、地元の亀尾小が本年度から上湯川小に統合され、地域のよりどころがなくなってしまったこと。「みんなで集まる場所や機会がなくなってしまった」という住民の声に、地域を元気づけるため何かできないかと、住職夫妻が知恵をしぼった。

 ヒントになったのは、京都の「八坂庚申堂」。カラフルな布地で作った「くくり猿」に参拝者が願い事を書き、奉納されて、境内いたるところにつるされている様子が「インスタ映え」するとして、会員制交流サイト(SNS)で大きな話題になっている。

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