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札幌住宅街出没のクマ駆除 雌1頭射殺

 14日午前6時5分ごろ、札幌市南区藤野の山林で、巡回していた北海道猟友会札幌支部のハンターがヒグマ1頭を発見し、射殺、駆除した。札幌市は同区藤野、簾舞両地区の住宅街に連日、出没していた雌のクマと確認した。

 市によると、クマは体長1・4メートル、体重128キロで推定年齢8歳程度。市内で銃によるクマの駆除は2013年以来6年ぶり。

 藤野、簾舞両地区では8月に入り、札幌市の把握分だけでもクマの目撃情報が12日までに計17件あった。住宅地にも相次いで出没し、家庭菜園を荒らすなどしていた。

 市は「さっぽろヒグマ基本計画」に基づき、道警や専門家との協議を経て9日、危険度が4段階中2番目に高い「段階2」と判断。10日に箱わな2基を藤野に設置したが、捕獲できず、住民への危険性が高まったとして猟銃で駆除することを決めた。13日早朝から北海道猟友会、道警と連携して巡回を始め、14日も早朝からハンター4人が巡回していた。

 藤野地区には墓地が複数あり、お盆を前に市は13日、市営藤野墓地への墓参りを自粛するよう要請していたが、14日午前に解除した。

 市環境共生担当課は「学校の夏休みが終わり2学期が始まる前に駆除できてよかった」と話す。クマの生態に詳しい道立総合研究機構環境科学研究センター(札幌)の間野勉自然環境部長は「市の基本計画に基づき、駆除という適切な選択肢を取ったと考えている」とコメントした。(久保吉史、竹内桂佑)

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