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「自動ブレーキ」じゃありません 過信は禁物 暗い道などで作動しないことも/主体はドライバー

 お盆休みに車で帰省する人の中には、衝突回避を支援する「衝突被害軽減ブレーキ」が装備された車を利用する人も多いだろう。事故防止には心強いシステムだが、状況によって作動しないことがあり過信は禁物だ。「自動ブレーキ」とも呼ばれたが、メーカーなどは呼称の使用を制限。関係機関は「依存は危険。ドライバーが自力でブレーキを操作するのが大前提」と注意を呼びかけている。

 日本自動車連盟(JAF)が3日、札幌市内で開いた安全運転講習会。衝突被害軽減ブレーキを搭載した車の試乗も行われ、時速25キロで走行中の車が前方の障害物まで60メートルに迫るとシステムが作動し、ブザーを鳴らしながら18キロまで減速、10秒後に障害物の80センチ手前で自動的に止まった。

 普段から衝突被害軽減ブレーキの車に乗っている札幌市の会社員岡野勝成さん(39)は「渋滞で前の車が急停止した時などに助けられたが、必ず止まるとは限らないはず。周りには過信している人があまりに多い」と話した。

 衝突被害軽減ブレーキは車に搭載したカメラやレーザーレーダーが前方の車や人を認識し、衝突しそうになると警報音でドライバーに知らせながら減速し、自動停止するシステム。国内の新車への搭載率は2012年の4%から年々増加し、17年で78%。国は20年までに9割を超すことを目標とする。

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