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道東沖サンマ流し網漁 漁獲量が過去最低 7月末で89キロ、昨年は1595キロ

 【釧路】道東小型さんま漁業協議会(釧路市)によると、今年の道東沖の小型船(10トン未満)流し網漁の漁獲量は、7月末までの累計で89キロと昨年同期の1595キロを大きく下回った。例年、主力の棒受け網漁が始まる8月中旬には漁を終える。年間漁獲量は、8月以降の水揚げがなく過去最低となった昨年を下回るとみられる。

 今年の漁は7月8日に解禁。7月末までに水揚げした延べ隻数は過去最少だった昨年の14隻を下回る3隻だった。

 同協議会の大坂秀実専務理事は「資源の減少によって漁獲量が見込めないため、出漁する船が少なかった」と話す。

 今年は北太平洋公海での棒受け網漁で漁獲した生のサンマが5月に初めて国内流通した。従来、「初物」として高値で売れた流し網漁のサンマの値崩れが心配されていたことも、隻数の減少に影響したようだ。

 ただ、流し網漁の漁獲量が少なかったためか、実際には7月末までの平均価格は、1キロ当たり約5300円と昨年より4割高かった。

 主力となる棒受け網漁は小型船(10トン以上20トン未満)が8月10日、中型船(20トン以上100トン未満)が同15日、大型船(100トン以上)が同20日に解禁される。(五十地隆造)

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