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天然マコンブ不漁深刻 函館、過去最低の160トン予測 16年低気圧で流出

 【函館】コンブの生産量日本一を誇る函館で、天然マコンブが記録的不漁に見舞われている。本年度の生産量は2011年度以降で最低だった昨年度の190トンを2割ほど下回る約160トンになる見込み。南かやべ漁協は例年より1カ月早い29日に漁を終了した。16年に道内を襲った低気圧での被害など複数の要因が指摘され、好転は見通せない。

 早朝の函館市南茅部地区の木直漁港。資源が少ないとして、27日の1日限りになった天然マコンブ漁を終えた同地区の漁船が、次々と戻った。「予想通りコンブがなかった。しかも十分に育っていない」。漁師の荒川拓弥さん(25)は表情を曇らせた。

 18年度の函館市内のマコンブ生産量は3604トンで、天然は1割以下の190トン。市内5漁協のうち、かつてはマコンブの生産が最も多く高級品の尾札部昆布で知られる南かやべ漁協では、本年度の生産量が昨年度比15%減の18トンにとどまる見込み。戸井漁協は同20%減の59トン、えさん漁協は昨年度並みの64トンを見込むが、15年度の3分の1程度だ。

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