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荒波なんの、みこし勇壮 白糠・厳島神社祭で伝統の海中渡御

 【白糠】町の夏の風物詩「海中みこし渡御」が28日、白糠漁港の前浜で行われた。町内の漁業者や高校生ら約40人が太平洋の荒波の中をみこしを担いで練り歩き、海の安全や漁業振興を祈願した。

 1953年ごろから白糠厳島神社例大祭で行われる伝統行事。

 若者たちは2年前に33年ぶりに新調されたみこしを担いで27日朝から町内約30キロのコースを巡り、28日午後2時半ごろ、前浜に到着した。

 釧路太平洋太鼓保存会が演奏する和太鼓の勇壮な音が響く中、金色に輝く重さ約400キロのみこしを持って海に突っ込んだ。時折「うりゃー」「わっしょい、わっしょい」などと威勢良く掛け声を上げながら、荒波が打ち寄せる浅瀬を約30分間練り歩いた。

 海中みこし渡御の後、担ぎ手たちは神社の本殿に続く76段の階段を上り切ると、担ぎ手の家族や見物客らから大きな拍手が送られた。

 同神社の紺野勝行総代(52)は「今日は10年に1度しかない晴天に恵まれた。無事に海中みこしができたことに感謝したい」と振り返った。(中野訓)

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