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札幌・富樫ビル来春解体へ 老朽化、外資系ファンドに売却方針 跡地に複合ビル建設

 札幌市の中心部の商業ビル「富樫ビル」(中央区南2西2)が来年春の取り壊しに向け、入居するテナントと退去の交渉に入った。ビルを所有する曲長(かねちょう)富樫商店(札幌)の経営者3人は富樫ビルの土地を香港を本拠とする外資系ファンドに売却する方針を固めている。ファンドは跡地にホテルと商業施設からなる複合ビルを建てる見通しだ。老舗ビルの建て替えで、商業地としてにぎわってきた周辺の環境も変化しそうだ。

 富樫ビルは地上9階地下2階の商業ビル。1967年8月の開業からおよそ52年が経過している。所有者によると、設備の老朽化でエレベーターや給排水設備の維持が難しくなっているほか、耐震強度が不足しているため、ビルの閉鎖を決めた。現在、1階から5階に100円ショップのダイソーが大型店舗を構えるほか、地階には飲食店、上部階には事務所など、22のテナントが入居している。

 所有者は消費税増税前の9月中に、ビルの土地を22億5千万円でファンドに売却する契約を締結する。ファンドは現ビルの入居者がいなくなった時点で、ビルを取り壊して、新たなビルに建て替える意向だ。

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