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戊辰戦争終結150年 旧幕府軍の合同慰霊碑を 松前町民有志 9月除幕式 寄付募る

 【松前】戊辰戦争終結から今年で150年。町民有志で作る「150年事業実行委」が、松前城攻防戦で戦死した旧幕府軍兵士の「合葬塚」がある法華寺(町豊岡)に合同慰霊碑を建立する準備を進めている。当時、旧幕府軍は「賊軍」とされたため、合葬塚に墓標などはなく、誰が埋葬されているかも分かっていない。実行委のメンバーは「あまりにふびん。節目の年に慰霊したい」と話している。

 元松前城資料館館長の久保泰さん(72)によると、松前城攻防戦は新撰組の土方歳三が指揮して城を占拠した1868年(明治元年)と、体勢を立て直した政府軍に旧幕府軍が敗れた69年の2回、同城と周辺の地域で起きた。

 このうち69年の攻防戦は現在の町江良、清部、茂草などの地区で断続的に続き、旧幕府軍は最終的に敗走した。松前町史によると、旧幕府軍側は60人が戦死。しかし、「遺体を埋葬するなどの時間が無く、そのまま放置して逃げたようだ」(久保さん)という。

 政府軍の戦死者は町内で手厚く葬られているが、旧幕府軍の遺体がどうなったのか、長らく不明となっていた。1979年、町民らでつくる「松前町史に親しむ会」の調査で、法華寺の本堂裏側に合葬塚があることが判明。翌年、慰霊法要会が開かれた。

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