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初の週末、訴え熱く 主要5候補駆け巡る 参院選道選挙区

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 21日投開票の参院選は6日、公示後初の週末を迎え、道選挙区(改選数3)の主要候補5氏は、朝から道内各地を駆け巡った。全道的に気温が上昇する中、各候補者は額に汗をにじませ、熱心に政策を訴えた。

 自民党の高橋はるみ氏(65)は初出馬した2003年道知事選の告示前、初めて街頭演説した旭川市を中心に遊説した。JR旭川駅前では「候補者9人のうち、誰よりも北海道を津々浦々まで知っている。地域の魅力も世界に発信できる」と知事4期16年の実績をアピール。「『高橋は大丈夫だ』とおっしゃる人もいるが、これが選挙戦で一番の敵だ」と気を引き締めた。

 共産党の畠山和也氏(47)は札幌市中央区の大通公園で街頭演説。「奨学金で借金を背負い、社会に出れば低賃金。何で若者を使いつぶすのか」と憤り、大学授業料半減や給付型奨学金拡充を掲げた。応援に駆けつけた小池晃書記局長は「畠山氏は衆院議員時代に抜群の論戦力で政治を動かした。自民党を止める一票を」と訴えた。畠山氏は苫小牧、小樽でも演説した。

 自民党の岩本剛人氏(54)は夕張市から遊説をスタート。支援を受ける前市長の鈴木直道知事や、黄色いハンカチを振る支持者らと記念撮影した。街頭演説では「鈴木知事を支える一人として、北海道のために全力で仕事をする」と強調。続いて胆振管内むかわ町など胆振東部地震の被災3町を回り、「防災減災、国土強靱(きょうじん)化で災害に強い北海道をつくる」と力説した。

 立憲民主党の勝部賢志氏(59)は札幌市白石区や豊平区、清田区などを訪れ、スーパーや団地、地下鉄駅前など、多くの人が集まる場所で街頭演説を行った。非正規社員の正規化や最低賃金の引き上げなどを挙げ、「暮らしの安心を取り戻そう」と呼び掛けた。憲法9条改正については「戦争に加担するために自衛隊が派遣される。断固反対する」と声を張り上げた。

 国民民主党の原谷那美氏(35)は、生まれ育った同市手稲区のJR手稲駅前で、朝から通行人に手を振った。争点の年金制度に関し「お年寄りや若い世代にも分かる制度をつくる。何が問題か、皆さんの声を国へ届ける」と訴えた。無党派層への浸透を狙い、日中は札幌駅前通地下歩行空間や、祭りでにぎわう商店街を練り歩き、夜はススキノの街頭で手を振り続けた。

 道選挙区には、幸福実現党の森山佳則氏(52)、労働者党の岩瀬清次氏(66)、安楽死制度を考える会の中村治氏(66)、NHKから国民を守る党の山本貴平氏(44)も立候補している。(内藤景太、竹中達哉、小林史明)

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