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「ルーキーの気持ちで」 レバンガ加入のファイ会見

 レバンガ北海道は5日、B1大阪から移籍した日本国籍取得選手で元日本代表のファイ・パプ月瑠(ムール)(32)の会見を札幌市内で行った。「6」に決まった背番号は、日本でプロになって最初につけた番号。「ルーキーの時の気持ちを思い出して、もう一度バスケットボールと向き合いたい」と意気込んだ。

 セネガル出身で、200センチ、101キロのセンター兼パワーフォワード。延岡学園高(宮崎)に留学し、関東学院大を経て、2011年にbjリーグ横浜でプロの道を歩み始めた。2015年に日本国籍を取得し、16年にリオデジャネイロ五輪最終予選に日本代表として出場した。18~19年シーズンは全60試合に出場し、1試合平均8・1得点、5・0リバウンド。

 持ち味は、レバンガが昨季、弱点としてきたリバウンドや機動力。垂直跳びは1メートルに達し、身体能力は高い。清永貴彦チーム統括は「インサイドで体を張れる。今季のレバンガは、走れるバスケットボールを目指しているので武器になる」と話す。

 昨季のシュート成功率は51・9%と高く、その原動力になっているのが、幼いころから練習を重ねてきたフックシュートだ。ファイは「大きな選手相手でも、止められちゃいけないシュートだと思っている。左手にボールを持ったら間違いなく決める」と絶対的な自信を持つ。

 「不安になるので自分に厳しくしてきた」と、オフ返上でトレーニングを続けてきた。バスケットに向かう姿勢はストイックだが、時折見せる笑顔はチャーミング。高校時代から日本で過ごしているため日本語は得意だ。「ファンのみなさんは日本語で話しかけてきて」と柔和な表情を見せた。

 今季の目標は1試合中に得点、リバウンド、アシスト、ブロックショット、スチールの5部門のうち、2部門で2けたを記録するダブルダブルの達成。「身長はセンターとしては小さいけど、ダブルダブルを目指したい」と意気込んだ。

 チームの始動は8日。「まだみんなに会ってないですが、笑顔で一緒にやっていきたい。もちろん試合になったら気合入れるよ」と会見を締めくくった。(石川仁美)

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