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厚床駅100年で10月イベント 「ほたて弁当」限定復活へ

 【根室】JR花咲線の厚床駅(根室市)が今年で開業100年を迎える。現在は酪農地帯の同駅周辺はかつて大規模な馬市でにぎわい、旧国鉄標津線と分岐する交通の要衝として栄えた。節目を祝うイベントが10月に開かれる予定で、主催の市民団体は、名物駅弁として人気を集めた「ほたて弁当」を限定復活させようと準備している。

■歴史に触れるツアーも

 釧路―根室間の鉄道延伸工事は明治末期から大正初めまで行われた。厚床駅は1919年(大正8年)11月25日に開業。21年に根室駅が開業し、同区間は全線開通した。鉄道が整備されたことで釧路―根室を往来する旅客や物資の輸送は船から汽車に切り替わった。

 20年に根室畜産組合が馬を扱う厚床家畜市場を設立すると、原野の広がる駅周辺が一気に開けた。「標津線の五十六年 彩雲鉄道」(根室市など発行)によると、年に何度も馬市が開かれ、1回で約千頭が売買されたという。馬市は軍馬の需要が急増した戦前、戦中に最盛期を迎え、厚床駅前には旅館や料理店などが軒を連ねた。

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