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室工大学内にシソ定植 アルツハイマー病抑制の研究に弾み 詳細な成分分析可能に

 シソ科植物に含まれる化学成分がアルツハイマー病の発症、進行を抑える可能性があることを突き止めた室蘭工大の研究チームが13日、学内の栽培農場にシソを定植する作業を行った。今後、栽培環境や収穫時期がシソの機能性にどんな影響を与えるかを調査し、脳内で蓄積され病気発症の原因とされるタンパク質の凝集を抑える植物中の成分を追究、予防に役立てる考えだ。

 同大の学生ら20人が、約2時間かけてチリメンアオジソの苗560株を等間隔に植えた。同農場には、畝が七つあり、長さ約12メートル、幅が1メートル。土壌にリン、カリウム、窒素、ホタテ貝殻の造粒を加えるかどうかなど諸条件を設定し、最適な生育環境を探る。さらに気象観測装置を設置し降水量、気温、湿度などのデータを収集。天候との相関関係も調査していく。

 同日はこのほか、千歳市で50株、釧路管内白糠町泊別、同町和天別の農場でも各75株を植え付けた。上井幸司准教授(生命有機化学)は「同じ素材でも種苗や収穫時期、肥料、加工法などで機能性に差がつく」と話す。植え付けた苗は今後、約2週間ごとに4株ずつ収穫して、機能性を分析する。

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