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道南スルメイカ漁苦戦 解禁からわずか9トン 漁業者は困惑

 1日に解禁した道南スルメイカ漁の立ち上がりが鈍い。3日の初水揚げから10日までの生鮮スルメイカの取扱量は記録の残る2005年以降で2番目に少ない9トンにとどまった。一方で単価はこれまでで最も高くなっているが、恩恵は一部に限られているようだ。

 函館市水産物地方卸売市場の10日までの生鮮スルメイカ取扱量は前年同期比2トン減。ピーク時の05年は149トンだったが、ここ数年は十数トンほどと、落ち込みが激しい。不漁に加えて11、12日の競りは、しけで漁船が出漁を見合わせたため中止となった。

 半面、単価は上昇傾向にあり、1キロ当たりの価格は同487円高い、1680円を記録した。それでも、その恩恵は部分的とみられる。市内のイカ漁師佐藤豊次さん(69)は「漁に出た船10隻のうち2、3隻しかイカがとれない状況。漁業者全員にゆきわたらない」と吐露する。

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