PR
PR

容疑の母「人に頼ること苦手」と友人ら 浮かび上がる孤立 札幌2歳衰弱死

 札幌市中央区の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が5日に衰弱死した事件で、傷害容疑で逮捕された母親の池田莉菜(りな)容疑者(21)は10代後半で出産して以降、ほぼ一人で育児を続けていた。「人に頼ることが本当に苦手で、子育てもそうだった」。友人ら関係者の証言からは、次第に孤立を深めていく母親の姿が浮かび上がる。

 「気づいてあげられなくてごめん。力になってあげたかった」。事件後、池田容疑者のマンションに献花に訪れた中学時代からの友人の女性(20)はそう言って涙を流した。

 女性によると、池田容疑者は18歳のころ、交際相手の男性との間に詩梨ちゃんを授かり、2016年12月ごろ出産したが、男性とは出産前に別れ、札幌・ススキノなどで働きながら育児を続けた。女性は「頼り下手で、親にもほとんど預けていなかった」と振り返る。

 女性は18年3月ごろ、詩梨ちゃんを自宅で預かったこともあるという。その際、体重が軽いように感じ、首回りの肌が荒れていたが、池田容疑者は「大丈夫」と答えたという。

 その後、同容疑者の育児の状況を心配して女性が「育てられないなら私が引きとる」と言うと、関係が悪化し、連絡が取れなくなった。

 池田容疑者は17年11月から18年4月まで、詩梨ちゃんをススキノ付近の保育園に預けていた。当時、園長を務めていた男性は、池田容疑者について「口数が少なく、子どもに対しても無表情で相当疲れていた。本人もまだまだ子どもで、子育てのやり方が分かっていなかった」と話す。

残り:448文字/全文:1080文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る