北海道で働こう応援会議

3 どう『現れる』か 森順子

 専門学校や予備校で就職面接指導をしていたとき、模擬面接で学生と1分くらい接すると、その学生が受かるか受からないかをだいたいイメージできた。それは第一印象だ。目線が下を向いて入ってきたり声が小さいと自信がなさそうに見えたり、早口でしゃべっていると落ち着きがなさそうに見えたりする。一般的に第一印象は数秒で決まるとも言われているようだ。「一事が万事」という言葉があるように、しぐさや言葉、表情などのちょっとした傾向が、他のすべてのことに現れてしまう可能性がある。

 以前、アーティストの知人からこんな話を聞いた。地元のカラオケ大会の審査員になったことがあると言っていたので、何を基準に審査しているのか尋ねてみた。すると、「舞台の袖から出てきた瞬間に、『私は歌手である』というように現れているか」という回答だった。歌の上手さを中心に見ていると思ったのだが、その視点に驚くとともに、なるほどと納得した。

 私もハッと気づかされることがあった。それは以前、結婚式の司会をしていたときのことだ。アナウンサーの経験を生かしてしっかりやっているつもりだったが、始めの頃はなかなか会場を盛り上げることができなかった。そこで関係者に言われたのは、「お祝いをする司会者であるか」ということだった。お祝いする気持ちからの「おめでとうございます」は、自然と語尾のイントネーションが上がるのではないかと指摘があった。

 確かに、私はうまくしゃべろうとするあまり「おめでとうございます」の語尾のイントネーションが下がり、ニュース原稿を読んでいるように伝えていた。気持ちを込め、語尾を上げて「おめでとうございます!」と伝えるようになってからは、会場から自然と拍手が起こるようになった。アナウンサーではなく、司会者として現れることができた一歩だった。

 自分の現れ方はトレーニング次第で十分に変えることができる。気になったら動画を撮るなどして、自分を客観的に見てみるのも良いだろう。就職活動も本格化した今、学生の皆さんには、「この企業に受かる」という現れ方で、ぜひ面接に臨んでほしい。

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