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鹿部町がコミバス実証運行 21年度の導入目指す 7月30日までニーズ調査

 【鹿部】町は、町内を循環するコミュニティーバス(コミバス)の実証運行を5日から始めた。7月30日までの約2カ月間、1日7便を週3回走らせる。一部区間では自由に乗り降りできるようにした。利用者にアンケートを実施し、ルートや時間帯、運賃などのニーズを調査。役場新庁舎の完成に合わせ、2021年4月からの導入を予定している。

 コミバスは町内本別のリゾート地区にある美駒平を出発し、JR鹿部駅や同地区の住宅地を経由、宮浜から総合体育館、いこいの湯を経て、公民館、役場、郵便局、道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」、大岩地区を経由後、渡島リハビリテーションセンターに至る23・5キロを約1時間かけて走る。

 運行時間は午前8時10分~午後8時51分。停留所は計28カ所。中心部から離れ、移住者が多く暮らすリゾート地区の美駒平―A街区間は自由に乗り降りできるようにした。6月は月、水、金曜、7月は火、木、土曜の各週3回運行する。運賃は中学生以上100円、小学生50円。運行は函館バスに委託し、28人乗りのミニバスを使用。実証運行の事業費は約180万円で半分は国の補助を利用した。

 運行初日は26人が利用。リゾート地区から乗車し、郵便局やスーパー、道の駅で用事を済ませた主婦高橋節代さん(75)は20年前に東京から移住。81歳の夫と暮らすが、夫婦ともに運転免許証を今年4月までに返納した。「公共交通整備の話を聞いたので決断できた。日中の運行本数が多く、安いので気軽に乗れる」と笑顔で話した。

 町は実証運行終了後、8月からは町のワゴン車(10人乗り)を月に数回走らせる無料の「お試し運行」を開始。21年度からの本格導入まで実施する予定。(鈴木陽子)

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