PR
PR

ボルダリングの壁 焼尻から羽幌に運搬へ 元診療所医師が私費で設置

 【焼尻】突起のついた壁をよじ登るスポーツ、ボルダリングの愛好者グループ「羽幌登攀(とうはん)くらぶ」(中尾隼介代表)に、焼尻総合研修センター体育館内にあるボルダリングの壁が譲り渡されることになった。10年前に道立焼尻診療所の医師が設置し、現在は使われていない。9日に搬出し、同くらぶが練習場にしている旧羽幌町武道館に移設する計画だ。

 焼尻に使われていない壁があることが分かり、同くらぶメンバーが役場支所などに問い合わせたところ、2009~12年に診療所長だった中川俊正医師(大阪府在住)が私費で取り付けたことが判明。離任の際に町に寄贈したが、中川医師にあらためて確認し、了承を得た。

 「焼尻ウォール」と呼ばれる壁の高さは約3メートル。垂直と手前に傾いた壁が組み合わせられている。落下の衝撃を吸収するマットや専用のシューズなどの用具もそろっている。中川医師がいた当時は島民も利用していたが、「ここ数年は誰も使わず放置された状態で、撤去も検討されていた」(熊谷裕治支所長)。

 メンバーらは9日、トラックで島に渡り、壁を取り外してフェリーで運ぶ計画だ。中尾代表は「運搬の経費がかかるが、有効活用できれば」と楽しみにしている。(長谷川賢)

どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る