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ハンセン病患者に生涯寄り添った看護師・井深さんの人生つづる 函館の加藤さん 小説自費出版 「最も感銘受けた人 知ってほしい」

 函館市西旭岡町の無職加藤寛さん(78)が、インターネットの書籍作成サービスを利用して、自身の4冊目となる長編小説「一粒の麦 井深八重メモアール」を自費出版した。静岡県御殿場市の病院で、ハンセン病患者に生涯寄り添った看護師井深八重さん(1897~1989年)の人生を描いた。

 加藤さんは福島県会津若松市出身。鹿児島ラ・サール学園の宗教科教師などを務めた後、函館ラ・サール学園の寮責任者として約30年勤務した。「昔から文章を読むのも書くのも好きだった」と物書きに憧れがあり、2001年の退職を機に執筆活動を始めた。

 自身の経験を土台に短編や長編小説を書き上げ、インターネットの小説投稿サイトで発表した。初めて書いた長編小説「中三寮始末記」は鹿児島ラ・サール時代の思い出をもとに執筆し、同サイトの人気ランキングで約1カ月間トップとなるほど読まれたという。その後、長編小説3作を電子書籍や大阪の出版社から発行する形で販売を始めた。

 新作の「一粒の麦」は、1部から安価に本を作れるインターネットのサービスを活用し、「茂井出版」と銘打って3月に発行した。

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