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岩原書店、90年の歴史に幕 せたなで唯一 少子化、ネット注文で販売低迷

 【せたな】町内北檜山区の岩原書店(岩原正志社長)が4月中旬、90年の歴史に幕を下ろした。少子化で教科書や文具類など学習関係の売り上げが落ち込んだため。同町内から書店の灯が消えることになり、常連客らから閉店を惜しむ声が出ている。

■「たまり場」常連客惜しむ

 岩原さんによると、同店は父金治さんが1929年(昭和4年)に開業。岩原さんは高校卒業後に家業を手伝い、59年に後を継いだ。「この町で商売をさせていただくのだから当然のこと」と、消防団や商工業者の集まりでも汗を流した。

 70~80年代は学校の教科書の販売契約が二十数校あり、店頭は参考書や文房具などを求める高校生らでにぎわった。当時は従業員を4人雇用するほど繁盛し、岩原さんは「北海道新聞社の図鑑などがよく売れました」と振り返る。2010年に黄綬褒章を受章した。

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