PR
PR

陸上女子やり投げで日本新記録 北口榛花(きたぐち・はるか)さん

 東京五輪出場に大きく近づく一投だった。6日、大阪市で開かれた陸上の木南道孝記念大会の女子やり投げで64メートル36。日本記録を一気に56センチ塗り替え、日本のフィールド種目で東京五輪の参加標準突破第1号に。身長179センチの21歳は「こんな記録が出るとは思わなかった」と、自身も驚く大記録を喜んだ。

 旭川出身。中学まで打ち込んだのはバドミントンと水泳。旭川東高で高い運動能力と恵まれた体格に投てきの素質を見いだされ転向した。周囲も驚く急成長ぶりを見せ、高校3年時に世界ユース選手権で金メダルを手にし、将来を嘱望された。

 だが、進学した日大でスランプに陥った。右肘の痛みに苦しみ、コーチが不在になる不運も重なった。2016年リオデジャネイロ五輪出場を逃し、昨季の日本選手権は12位。高校時代の記録を下回ることも増え、「自分が何をやっているか分からないくらい、思い通りに投げられない」と涙をこぼしたことも。

 転機は今年2月。強豪国チェコのコーチに自ら指導を頼み込んだ。約1カ月間、現地で指導を仰ぎ、フォームを修正し、助走も改善した。「大きい記録が出せそうな気がする」。強い探求心で自信と笑顔を取り戻した先に大記録が待っていた。

 目標の五輪でのメダル獲得には65メートル超の記録が必要だ。昨季までは遠い夢だったが、今は自信を持って言える。「私は世界で一番になりたい」(大矢太作)

どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
試合速報・結果
  • プロ野球
  • Jリーグ
  • サッカー代表
  • 大相撲
  • 甲子園
  • ゴルフ
  • 大リーグ
  • Bリーグ
スポーツ情報メガ盛り メガスポ
PR
ページの先頭へ戻る