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国際認証取得へ始動 航空・宇宙産業挑戦、室蘭のキメラ 準備室設置 6月にも社内チーム

 航空・宇宙産業への参入を目指す精密金型部品製造のキメラ(室蘭市香川町)は、参入に必要な国際認証「JISQ9100」の取得に本腰を入れる。藤井徹也社長(55)と製造部門トップ、経営企画室長の3人が「準備室」を立ち上げて情報収集を始めた。6月にも社内にチームを設立して、来年以降の取得を目指す。

 取得すれば、西胆振の中小企業では初。室蘭市や北海道経済産業局なども取得を後押ししており、同社は将来的に航空・宇宙関連事業を新たな収益の柱に育てたい考えだ。

 キメラは、自動車に使われる小型部品の金型などを得意とし、2018年12月期の売上高は約13億7千万円、従業員は114人。多様な金属を精密に加工する設備と技術を生かし、JISQ9100が必要ない、航空機の部品製造に用いる治具(工具)の製造を一昨年初めて受注した。

 経済産業省によると、世界の民間航空機産業は、今後20年間で市場規模が倍増すると予想されている。キメラは今後、エンジンなど機体そのものの部品加工を視野に入れる。その際、壁となるのが国際認証。これまでは加工技術を評価されても、認証を持っていないことを理由に商談が進まないケースも多かったという。

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