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36年ぶり舌戦、歓迎と不安 乙部町長選 町民「意思表示したい」

 【乙部】「初めて町長選に投票できる」―。16日告示された檜山管内乙部町長選は36年ぶりの選挙戦となり、21日の投開票に向けて新人2人が舌戦を繰り広げている。有権者の多くは町長選に投票した経験がなく、町政に対して意思表示できることに歓迎の声が上がる。その一方で、道内最多の9期を務める現職の交代に不安の声も漏れる。有権者はさまざまな思いで候補者の訴えに耳を傾けている。

 現職の寺島光一郎氏(74)は1983年に新人同士の一騎打ちを制して初当選。その後は8期連続で無投票当選し、昨年12月に今月末までの任期限りでの引退を正式表明した。これを受けて今回、いずれも新人で、札幌のNPO法人顧問の今昭人氏(57)と元町議の寺島努氏(53)が立候補。町議選とも重なり、普段は静かな港町を、候補者の名前を連呼する選挙カーが行き交っている。

 町内のパート従業員寺島絵美さん(34)にとっては初めての町長選で「親しみのある町長の交代は寂しいけれど新町長に期待もある。しっかり意思表示をしたい」。乙部出身で9年前に東京から戻ったフードスタイリスト近藤緑さん(40)は、寂しい町並みを見て「変化は必要。町政を担うべき候補は誰か、演説を聞いて判断したい」と話す。

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