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故郷を愛した漫画家、悼む声 モンキー・パンチさん死去

 【浜中】11日に死去した人気アニメ「ルパン三世」原作者モンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんは、晩年まで故郷の釧路管内浜中町に思いを寄せ町おこしに協力した。町の一大イベント「ルパン三世フェスティバル」への出席やJR花咲線のラッピング列車、ふるさと教育―。長年、モンキー・パンチさんと交流し、ルパンによる町おこしを続けてきた町内の関係者は偉大な漫画家の死を悼み、親交のあった道内の人々にも悲しみが広がった。

 「浜中町に大きく貢献していただいた。昨年11月にテレビ電話でお話しした際には元気だっただけに残念だ」。長年、ルパンによる町おこしの旗振り役となり、町内最大のイベント「ルパン三世フェスティバル」を手がけた栗本英弥・前町商工会長(75)は声を落とす。15年ほど前、東京を訪れ、知名度が低い浜中町のPRに協力を依頼すると、モンキー・パンチさんは「私でいいの? ふるさとに恩返ししましょう」と気さくに応じてくれたという。

 最後に浜中町を訪れたのは2017年9月の同フェス。原作誕生50周年記念で声優4人と軽妙なトークで観客を沸かせた。今秋もフェスティバルを開催予定で、栗本さんは「ルパン作品は不滅でファンは大勢いる。ルパンによる町おこしを続けていきたい」と話す。

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