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<道知事選、札幌市長選>最終日、候補者ら道都駆ける 7日投開票

 7日投開票の統一地方選前半戦は6日、選挙運動の最終日を迎えた。現職の不出馬により16年ぶりに新人同士の争いとなった道知事選は、立憲民主党など野党5党が推薦する石川知裕氏(45)と、自民、公明両党が推す鈴木直道氏(38)が大票田の札幌市内で同日朝から、最後の遊説を始めた。同じく7日投開票の道議選、札幌市長選、札幌市議選の候補者らと共に、午後8時まで街頭などで舌戦を繰り広げる。

■石川氏 IR反対姿勢強調

 「いよいよ最終日を迎えました」。石川氏は午前7時50分ごろ、昨年9月の胆振東部地震で液状化被害のあった札幌市清田区で、フェイスブックやホームページなどに毎朝載せる「あさいち動画」を撮影。「被災者の方々に寄り添う」と有権者に語りかけた。

 トレードマークとなった黄色いダウンジャケットに青いたすきを掛けると、近くの商業施設へ。集まった支援者らと握手をして回った後、マイクを握り「高橋はるみ道政が先送りしてきた課題を解決する」と強調。「私は争点をごまかさない」と熱を込め、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の道内誘致への反対姿勢を示し、脱原発やJRの路線存続を訴えると、聴衆から「頑張れー」「いいぞ」と声が飛んだ。

 演説を終えると、選挙カーに乗り込んで沿道に手を振り、市内各地での遊説へと向かった。

■鈴木氏 外国人客500万人に

 鈴木氏は午前8時、札幌市南区の定山渓温泉で活動をスタート。地元の市議候補や遊説スタッフと、少し雪が残る温泉街を長靴姿で歩き、「最後の訴えです」とマイクで呼び掛けた。家や店舗から出てきた住民から「頑張ってね」と声をかけられると、手袋を外して笑顔で握手をした。

 続いて街頭演説も行い、選挙戦で妻の麻奈美さん(37)と手分けをして全道179市町村を回ったことをアピール。2017年度に279万人だった来道外国人客数を20年度に500万人とする公約などを説明し、「定山渓は食と観光が極めて重要。国と道、市町村が一体となって活力あふれる北海道をつくりあげていきたい」と強調した。

 集まった支援者と共に「勝つぞー」とコールを行った後、遊説に出発。札幌市内各区を選挙カーで回り、自らマイクを握って沿道の市民に支持を訴えた。

 札幌市長選では、無所属現職の秋元克広氏(63)=立憲民主党、国民民主党、新党大地推薦=は同市西区の市営地下鉄琴似駅前で最終日の第一声。実績を強調し「誰もが安心して笑顔で暮らせる札幌にする」と語り、街宣車に乗り込んだ。夕方に札幌駅前通地下歩行空間を練り歩くなどして票の上積みを図る。

 無所属新人の渡辺達生氏(54)=共産党推薦=は手稲区の市営住宅前で遊説をスタート。建設費が1千億円とされる「都心アクセス道路」の計画中止や北電泊原発の再稼働反対を訴え「命、暮らしが一番の札幌市をつくりましょう」と投票を呼び掛けた。10区18カ所で街頭演説する。(高橋澄恵、竹中達哉、本郷由美子)

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