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25.「水中の華」コイ ススキノに彩り

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高層マンションを背に鴨々川を泳ぐ、色鮮やかなコイの群れ=札幌市中央区(魚眼レンズ使用)
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 札幌市中央区のススキノ地区を流れる鴨々川(全長約2・5キロ)の一部で、色鮮やかなコイが泳いでいる。観光客が「わっ、でかっ」と歓声を上げると、道行くサラリーマンや華やかな服をまとった女性らも時折のぞき込む。

 札幌市河川事業課によると、コイは1980年ごろから毎年春に放流され、保護のため冬は回収されていた。だが2006年から管理費の節約などのため、回収せず、半野生状態に。現在、200匹ほどがいるとみられている。

 川面が一晩で凍った厳冬の2月、コイは川底でじっと動かず、まるで氷漬けのよう。冬を乗りきった今は春の日差しを浴びて泳ぐ。

 鴨々川では22日から、川底にたまった泥の除去作業が行われている。コイが集まる約200メートル区間は、冬場の結氷による寒さと酸欠を防ぐため川底が約60センチ掘り下げられており、水深は1メートル以上。河川事業課の野田萌(めぐみ)さんは「泥が減ってより良くコイが見えれば」と話す。

 朱色や純白、濃紺などカラフルな体色はコイの魅力。ススキノを彩る「水中の華」は今後、さらに人々の目を楽しませそうだ。(写真・文 西野正史)

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