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平和条約「大きな相違」 日ロ次官級協議でロシア側指摘

 【モスクワ小林宏彰】日ロ両政府は21日、両首脳の特別代表として北方領土問題を含む平和条約締結交渉の実務を担う森健良外務審議官とモルグロフ外務次官による1回目の公式協議をモスクワで行った。北方四島を巡る歴史認識や安全保障問題を巡る日ロの溝が鮮明になる中、日本側は6月のプーチン大統領訪日を念頭に一致点を探ったが、モルグロフ氏は問題解決には継続的な協議が必要との認識を表明。交渉の長期化は避けられないことを改めて印象づける展開となった。

 協議は約5時間30分行われ、両氏は冒頭10分間、一対一で会談した。モルグロフ氏はその後の全体会合で、平和条約締結交渉に関し「私たちはまだ交渉の道のりの最も始まりにおり、アプローチには大きな相違が残っている」と指摘。四島の歴史認識などについては「検討を継続することを提案する」と述べた。両首脳の合意を踏まえ、交渉を加速させることが重要との認識も示した。

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