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シャクシャイン没後350年、慰霊リレー 240キロつなぐ

 【長万部】渡島管内長万部町は、アイヌ民族の英雄シャクシャインが350年前に松前藩と戦った経路をたどる「慰霊のリレー」を9月に行う。主戦場となった同町から、日高管内新ひだか町までの太平洋岸240キロを「シャクシャインロード」と命名。行程で通る13市町の参加者が、アイヌ文様刺しゅうが入った巨大パッチワークをたすき代わりに、徒歩と船でつなぐ計画だ。

 シャクシャインは1669年、松前藩による不平等交易で困窮したアイヌ民族約2千人を率い、新ひだか町から向かった長万部町で同藩と戦い、その後同年に殺害された。

 長万部町は2016年、戦いのあった場所に、犠牲者を悼む古戦場跡碑を建立。没後350年にちなみ、新ひだか町までを逆ルートでたどるリレーを企画したところ、同町の大野克之町長が快諾した。

 計画では、アイヌコタン(集落)があった地域を含む13市町ごとに参加者を募集。9月上旬に古戦場跡碑を出発し、新ひだか町で同23日に行われるアイヌ民族文化祭でのゴールを目指す。各区間では太平洋岸の道路や砂浜を歩くが、長万部町静狩と胆振管内豊浦町の間は史実を踏まえ、船をチャーターして渡る。

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