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シマエナガ撮れるかな 帯広神社で探し方など学ぶ観察会

 帯広神社を訪れると、小鳥やエゾリスの存在に癒やされる。中でもシマエナガは、おみくじやご朱印帳のデザインになるなど人気だが、そもそも神社で撮影してもいいのだろうか。同神社が開いた観察会に参加し、鳥の探し方やマナーなどを聞いた。

 2月、「シマエナガさんをさがし隊」と題した一般向け観察会が行われ、十勝管内のほか、美唄市、釧路市から十数人が参加した。最初にシマエナガの生態や見つけ方、マナーについて大野清徳宮司(46)が説明。神社は神聖な場所という印象があり、境内でカメラを向けるなんてご法度では? と質問すると「基本は自由で構いません」。マナーを守り、常識の範囲内であれば問題ないそうだ。入り口に参拝や撮影についての掲示があるので確認したい。

 大野宮司は境内の四季をつづった冊子「帯広神社 七十二候」の制作を機に写真撮影を始めた。3年間で60数種類の鳥を撮影したそうだが、シマエナガは体長が約14センチと小さく、枝に数秒しか止まらないうえにキョロキョロと落ち着かず、四方八方に飛ぶので撮影が難しいという。「必ずシマエナガを見られるとは限りません」

 それから鎮守の森の散策に出た。「音を聞いてください」と言われ耳を澄ますと、それまでは聞こえていなかった鳥の鳴き声が耳に入ってくる。こんなに鳥がいたのか! と初めて気づく。シマエナガの地鳴きは「ジュルリ」、オスの求愛のさえずりは「ツーツーツー」。音に神経を集中させる。

 突然、大野宮司が「鳴いた! こっちの方」と歩き出した。言われた場所にカメラを向けると、200ミリの望遠レンズでも小さくしか写らないが、白い顔とつぶらな瞳に見覚えがある。「エナガ」の特徴である、ひしゃくの柄のような長い尾も見える。確認してもらうと「シマエナガですね」。1時間待っても撮れないことがあるそうで、まさか撮影できるとは。

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