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道消防協会で7千万円超着服 会計担当の40代男性職員

 道内の消防団員や消防職員らでつくる公益財団法人「北海道消防協会」(札幌)は15日、経理担当主幹の40代男性職員が少なくとも約4年間にわたって、協会の運営費約7千万円を着服していたと発表した。団員や職員の会費を管理する銀行口座から、不正に現金を引き出していた。協会は近く、職員を懲戒免職とし、業務上横領容疑で札幌中央署に告訴する方針。

 協会によると、職員は2015年4月から今年1月にかけ、会費が振り込まれる二つの銀行口座から、自身が管理する通帳や印鑑を使って、年間に10数回から20数回、1回に数万~200万円を引き出して計7154万円を着服した。

 協会運営費は年間約1億円。1人2千円の年会費のほか、道補助金や市町村の負担金が含まれる。引き出されたのは会費の口座で、道や市町村からの公金の着服は確認されていない。

 職員は1996年度採用で2007年度から経理業務を1人で担当。通帳や印鑑、ネット取引の暗証番号を管理していた。着服したお金の不足分は、協会所有の債券の額面を水増しするなどして決算書のつじつまを合わせていた。このため年1回の定期監査で着服を見抜けなかった。

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