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北海道新幹線・いさ鉄 開業3周年トークイベント詳報(第1部)

 【北斗】北海道新幹線・道南いさりび鉄道開業3周年記念のトークイベントが14日、市総合文化センターかなでーるで開かれた。第1部はタレント鈴井貴之さんが「はやいべ! 北海道新幹線」をテーマに、講演した。聞き手は元テレビ北海道アナウンサーの森順子さん。

 ――ダイヤ改正により、16日から東京と新函館北斗が最速3時間58分、新青森と新函館北斗間が57分とだいぶ近くなりますね。

 「僕は空知の赤平市に住んでいる。札幌にも住まいがあり、札幌延伸に興味があります。札幌から東京まで4時間半まで行けるというが、札幌と函館・北斗が1時間以内で行き来できるだけ近くなるのがすごい。札幌延伸は、東京ではなく、道南と道央など道内の交流が深まることに意味があります」

 ――4時間の壁の突破や札幌と道南が近くなりますが、新幹線はビジネスなどさまざまな使い方があります。

 「北海道にもっと人を引き寄せ、いろんな人に来ていただくには『来て来て』と言うばかりでは誰も来てくれない。こちらからも出かけなければいけない。自分の地域を思うなら、自分の地域だけを考えない。いろんな地域の参考事例を見て、それが自分の地域に当てはまるかどうか、どんな可能性があるか見地を広める。そのためには、いろいろな場に出向き、経験して、見てこなきゃいけないです」

 ――自分たちの地域だけでなく、他の地域をみることで視野が広がるということですか。

 「そうです。スタンダードに陥らないことが大切。地方はみんな大変な思いをしていて、どう地域を活性化させるかがテーマです。中央に目を向けて中央のまねをしても当てはまらない。実績のあるものは事例があるし、安心してできますが、結局は言葉を悪く言うと一番煎じ、二番煎じ三番煎じで、世の中を引きつける力になるかは疑問です。それよりは、誰もがやっていない、『やっぱり無理だべ』と思うことをやる方が注目される。アイデアを言った時に周囲が『そんなの無理だ、だめだ』と言われるものが、一番可能性があると僕は思います」

 ――新幹線開通への今後の期待を教えてください。

 「東京ではなく、東北に目が向いてます。新幹線という背骨を中心に、秋田や仙台、山形などさまざまな場所へ行けます。忘れちゃいけないのは東日本大震災や、北海道でも昨年9月に胆振東部地震が起きたこと。熊本地震や広島の水害など復興というテーマは全国にあります。北海道新幹線が開通して鹿児島まで線路でつながった。鉄道がきずなの象徴として全国をつないでいます。もっと東北エリアと行き来して親交や交流を深めることができたら、と思います」

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