PR
PR

94年に苫前で発掘の化石 600万年前のクジラだった 「進化たどる貴重な資料」

 【苫前】1994年に留萌管内苫前町で発掘されたクジラの化石が歯クジラの仲間アカボウクジラの約600万年前の化石であることが、北海道教育大の木村方一(まさいち)名誉教授(81)らの研究によって判明した。木村名誉教授は「道内で初めて見つかったアカボウクジラの化石であり、全国でも発掘例が少ないので、進化の過程をたどる上で貴重な資料になる」としている。

 94年8~9月に同町の市街地に近い海岸で多数の歯とともに頭部や耳の骨が発見された。97年に木村名誉教授が古代のアカボウクジラであることを国内の学術誌に発表。その後、大阪市立自然史博物館の田中嘉寛学芸員(空知管内沼田町化石館特別学芸員)も研究に加わり、化石に付着していた植物プランクトン「珪藻(けいそう)」から年代を650万年前~560万年前と特定した。

残り:174文字/全文:525文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る