PR
PR

匠の馬具、新天皇へ再び 砂川・ソメスサドル 今秋即位で使用

 【砂川】皇位継承に伴う儀式で新天皇陛下が使用する馬車の馬具一式を、砂川市の革製品製造販売ソメスサドル(染谷昇社長)が製作し、12日に宮内庁へと発送した。国内唯一の馬具メーカーとして培った高い技術を注ぎ、同社の職人が7カ月かけて仕上げた。同社は現在の天皇陛下即位の際の馬具製作も手がけており、染谷社長は「再び携わることができ、感慨深い」と話している。

 製作したのは馬車を引く馬2頭の手綱やくらなど一式。英国の老舗皮革製造「ベイカー」の最高級の黒い牛革を使い、特殊な縫製で手縫いし頑丈に仕上げた。職人6人が昨年8月に着手し、今月上旬に完成。今秋行われる、新天皇が伊勢神宮で即位を報告する重要な儀式で使用予定という。

 1964年創業の同社と皇室との関わりは40年ほど前から。営業の社員だった染谷社長が、栃木県の宮内庁御料牧場に皇室用馬具を製造させてもらえないか依頼したことから始まった。根気よく通ううちに信頼を得、修理を請け負うようになった。その後、宮内庁御用達となり乗馬用のくらなどを制作。89年には現在の天皇陛下の即位の儀式に使う馬車の馬具を納めた。

残り:149文字/全文:624文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る