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「時間を返して」運転手が会見 道央道バス横転無罪

 「検察は引き返す勇気を持つべきだった」「三菱ふそうは車体の異常を認め謝罪を」。胆振管内白老町の道央道で2013年に起きたバス横転事故を巡る刑事裁判で、11日の札幌地裁室蘭支部判決は事実上、事故原因は車体側の不具合にあったと結論付けた。無罪を言い渡された高橋雅彦運転手(60)は判決後に札幌市で記者会見し、検察や三菱ふそうトラック・バス(川崎市)の対応を批判した。

 札幌地検は2015年9月に自動車運転過失致傷罪で高橋運転手を在宅起訴したが、17年11月、車体に異常があったことを前提に「被告は異常に気付いた後、直ちに停車すべきだった」とする起訴内容を追加。争点を明確化するための非公開手続きが長期化し、起訴から判決まで3年半もの期間を要する一因となった。

 高橋運転手は会見で、事故後に当時のバス会社から説明がないまま解雇されたことを明かし「家族には長い間、心配を掛けた。捜査機関側は当初から起訴ありきだった。時間を返してほしい」と声を詰まらせた。

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