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炭鉱消え人口激減 空知の平成30年の歩み リゾート開発も頓挫 スマート農業に活路

 平成も残り50日。前半は、空知を長年支えた坑内掘りの炭鉱がすべてなくなり、バブル崩壊により経済が混迷。今も人口減少に歯止めがかからない。一方、逆境を乗り越え、活性化を目指す動きも広がっている。空知の30年余りの歩みを振り返った。

 新しい元号が始まった1989年(平成元年)、道内初の近代炭鉱として開鉱した北炭幌内炭鉱(三笠)が、110年の歴史に幕を閉じた。翌90年(平成2年)には、三菱南大夕張砿も閉山。明治以降、良質な石炭を生み出してきたヤマが次々に閉じられ、95年(平成7年)の空知炭礦(歌志内)閉山で、坑内掘り炭鉱は空知から姿を消した。

 リゾート開発も失敗が相次いだ。

 象徴的なのは夕張だ。「タンコウからカンコウへ」と、いち早く観光振興に着手。83年(昭和58年)には遊園地や石炭博物館などを備えた「石炭の歴史村」を全面開業させた。だが、集客は伸び悩み、第三セクターを通じた観光への過大投資などが重荷となり、2007年(平成19年)、財政再建団体となった。

 スキー場やホテルなど総事業費1千億円という浦臼の大規模リゾート開発も、事業主体のウラウス・リゾート開発公社が1998年(平成10年)に特別清算を申請し頓挫。90年(平成2年)に開業した芦別市のテーマパーク「カナディアンワールド」は7年で営業休止に追い込まれた。

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