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新得そばをパスタ風にアレンジ 道産食材で新メニュー 函館の「レストラン箕輪」 2代目奮闘 厚沢部産ジャガイモも使用 「自分の味」模索

 ヒレ肉を使ったローストビーフで知られるフランス料理店「レストラン箕輪」(函館市杉並町4)の料理人箕輪圭祐さん(33)が、道産食材を用いた新しいメニューづくりに取り組んでいる。父和幸さん(66)が育てた名店の2代目。そばをパスタ風にアレンジした料理などに挑戦。「自分の味を模索し、店をもり立てたい」と意気込んでいる。

 同店は1987年に開店。車通りの少ない住宅街の中に位置するが、丁寧な接客と極上ローストビーフ(単品5400円、コース7560円)が評判を呼び、タレントのデヴィ夫人をはじめ多くの著名人が訪れる。

 幼い頃から料理人として働く父の背中を見て育った箕輪さんは、高校卒業後に函館の調理師学校に進学。世界的シェフの三国清三さんがプロデュースする札幌のフランス料理店で5年間修業を積み、最後は副料理長に。2010年に「父の仕事を手伝いたい」と帰郷した。

 西武池袋本店(東京)で毎年春と秋に開かれている物産展「北海道うまいもの会」に6年前から招かれており、昨年9~10月の同展で、自身が考案した「新物いくらとチーズのフィットチーネ」を提供した。道産小麦や、十勝管内大樹町の牧場で作られたマイタケチーズを使った一品で、実演販売を行うとチーズの香りが立ち上り、1日で100食以上が売れた。

 好評を受けた同メニューは現在函館の店でもランチ限定で出しており、常連客の一人、市内自営業の香田琢郎さん(33)は「クセになる味で、食べ進む手が止まらない」と評価する。

 さらに箕輪さんは、今月28日からの同展に向け、新作料理「そばスタ」を開発した。新得そばに米油とかつお節の粉末、ハーブソルトをあえて、ソースには厚沢部町産ジャガイモをペースト状にした「ビシソワーズ」を用いた。箕輪さんは「そばの味を引き立てるのに苦労したが、体にも舌にも良い料理に仕上がった」と自信満々。当日はそば打ち職人とともに実演販売に挑むという。

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