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運搬役の男、中国渡航に精通か 和牛受精卵の不正持ち出し

 和牛の受精卵と精子を不正に中国に輸出したとして、大阪の焼き肉店経営の前田裕介容疑者(51)らが逮捕された事件で、運搬役の小倉利紀容疑者(64)が大阪府警の聴取に「前田容疑者から依頼を受け、フェリーで何度か中身の分からない荷物を中国に運んだ」と話していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 府警は前田容疑者が中国への渡航に精通した小倉容疑者に受精卵の運搬を指示したとみて、中国での受け取り役などの特定を進めている。

 2人は昨年6月、家畜防疫官の輸出検査を受けずに、和牛の受精卵と精液入りストロー計365本を中国行きフェリーに積み込んだ疑いで逮捕された。

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