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15日廃止の尺別、初田牛駅 駅舎の記録永遠に

尺別 開業時の写真発見 約90年前に撮影

 約90年前に撮影したとみられる、釧路市音別町のJR尺別駅の開業当時の写真が市内阿寒町在住の三沢悟さん(70)の収蔵品の中から見つかった。釧路市立博物館によると、当時の駅舎を正面からとらえており、保存状態も良く貴重な資料だという。同駅はダイヤ改正で15日の営業を最後に廃止される。

 写真はA5判ほどのサイズでモノクロ。駅舎の前には、鉄道省(後の国鉄)や旧尺別炭鉱の関係者とみられる人物約50人が写っており、写真下部には「白糠郡 尺別駅 開業記念」と記されている。

 廃止を前に、同館は駅に関する資料や写真の提供を呼びかけた。それを知った三沢さんが、自身が収蔵する市内阿寒町の旧雄別炭鉱のアルバムを探したところ、見つかった。

初田牛 記念誌に詳細記述 歴代駅長の名前も

 【根室】ダイヤ改正に合わせて15日にJR花咲線・初田牛駅が廃止される。入植100年を記念して作られた記念誌からは地元住民の駅の思い出や旧駅舎の写真など、在りし日の姿が伝わってくる。

 記念誌は地元住民が1998年に約100部作製した。同誌によると、初田牛という地名はブドウを採る場を意味するアイヌ語が由来とされる。1897年(明治30年)に牧場ができ、まちは酪農や漁業といった1次産業を基盤に発展。1920年(大正9年)に開業した初田牛駅を中心に集落が形成された。駅では貨物の取り扱いも行われ、周辺は牛乳を運ぶ人でにぎわったという。

 だが、自動車の普及や道路の整備などにより60年代から過疎化が進み、71年に駅が無人化。88年には初田牛小学校が閉校した。初田牛町会によると、今は約50人が暮らしている。

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