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青函貨物、海上転換も 国交省 新幹線高速化へ検討

 青函トンネルを含む貨物列車との共用走行区間で北海道新幹線の高速化を実現しようと、国土交通省などが同区間の物流を海上輸送に切り替えたり、新幹線車両を使ったりする手法を検討していることが分かった。2030年度の札幌延伸に向けて新幹線の集客力を高め、JR北海道の経営改善につなげる。ただ、道内外を結ぶ物流のコストや所要時間が膨らみかねず、道民生活に広く影響しそうだ。

 北海道新幹線の最高速度は時速260キロだが、青函トンネル(約54キロ)を含む貨物との共用走行区間(約82キロ)では、すれ違う際の風圧で荷崩れしないよう140キロに制限。JR北海道は今月16日のダイヤ改正で160キロに引き上げる。

 こうした中、さらなる高速化に向け、国交省の鉄道・物流・港湾など複数の部局と、JR北海道、JR東日本などが貨物列車の廃止や減便も視野に抜本的な方策の検討に着手。代替手段としてフェリーなどの利用や、座席を外した新幹線車両による輸送などを想定しており、費用などを見極めて最適な手法や組み合わせを探る。同省幹部は「特定の形を決めているわけではなく、幅広く慎重に検討したい」としている。

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