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「まさか7時間も」 JR客千人閉じ込め 列車9本 帰宅時間直撃

 道央を中心とする激しい揺れが、帰宅時間帯の鉄路を襲った。JRは線路の点検作業などのため列車9本の運行を停止し、約千人の乗客が車内に閉じ込められたり、途中駅で足止めされるなどした。「こんなに長く閉じ込められるなんて」。車内で夜を明かした乗客も多く、一様に疲れ切った表情で帰路に就いた。

 「まだか、まだかと思っていたら、7時間も車内にいた。つらかった」。22日午前4時20分すぎ、JR札幌駅改札口から出てきた札幌市の会社員長尾真友(まゆ)さん(25)はため息をついた。

 帰宅するため21日午後9時15分すぎ、新千歳空港駅発の快速列車に乗り、数分後に地震に遭遇。列車は千歳駅手前でストップし「再開の見込みがない」と車内放送があった。「アナウンスを聞いて不安になった」。乗務員が配った水や栄養補助食品を食べ、その後は持っていたあめで空腹をしのいだ。「疲れたけど、いったん帰って今日も仕事に行くしかない」と足早に自宅に向かった。

 22日午前5時前には、島松―恵み野間から約5時間動けなかった札幌発帯広行き特急が引き返して到着した。出張中の帯広市の会社員石黒俊行さん(34)は体を休めるため慌てて札幌のホテルを予約したといい、「まさかこんなに長く閉じ込められるとは。一刻も早くベッドで眠りたい」

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