PR
PR

白いヒグマ 追跡調査へ 八雲で撮影 日大教授が講演

 【八雲】町上八雲の日本大演習林で希少な白毛のヒグマの動画撮影に成功した同大生物資源科学部(神奈川県藤沢市)の研究グループ代表の井上公基(こうき)教授が20日、はぴあ八雲で講演した。井上教授は、白いヒグマの子も白毛となるのかを含め、ヒグマの生態の「謎」解明に向け、追跡調査を行う方針を明らかにした。

 白いヒグマは、研究グループが設置した熱感知カメラが2016年から18年にかけて6回捉え、同一の雌とされる。野生の白いヒグマは北方領土の国後島と択捉島で確認されているが、北海道本島で繰り返し撮影された例は珍しい。

 井上教授は追跡調査について「(ヒグマの生態に)圧力を与えないことを前提に、新たな研究テーマを検討したい」と述べ、同学部の森林資源科学と獣医学、動物資源科学の3科が連携して進めていく考えを示した。また、演習林内の動植物の写真や動画を町のホームページなどを通じて公開することを提案した。

 講演は演習林内の調査報告会の中で行われ、50人が耳を傾けた。(古田佳之)

どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る