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暖気で雪の事故急増 道内3~4月並み 落雪で死者も

 道内は19日、3月中旬から4月上旬並みの暖気に覆われた。ここ数日の暖かさで雪下ろし中の事故が多発。空知管内沼田町では、女性が雪に埋もれて死亡しているのが見つかった。今月上旬から続いた寒波から一転、春のような陽気となったことで落雪の危険が高まっている。札幌管区気象台によると、3月上旬まで暖気が続く見通しで、気象台が注意を呼び掛けている。

 気象台によると、19日の日中の最高気温は渡島管内松前町が7・4度、十勝管内足寄町が7・1度、札幌市と室蘭市が5・1度など各地で平年より4~9度高かった。太平洋上に高気圧が張り出し、南風が入り込んで気温が上昇した。

■77歳女性犠牲に

 この影響で雪の事故が相次いだ。19日午前8時ごろ、沼田町共成、無職樋口桂子さん(77)が自宅敷地で雪に埋まっているのを消防署員が見つけ、死亡が確認された。深川署によると、樋口さんが埋まっていた場所の近くに雪下ろし用の棒があった。近所の70代の無職女性は「よく棒で屋根の雪を落とす姿を見た」と話した。

 同日午後には札幌市豊平区の2階建て住宅で住人の男性(69)が雪に埋まり、脚を骨折した。札幌豊平署によると、軒下で屋根の雪下ろしをしていたという。同市中央区でも自宅屋根の雪下ろしをしようとしていた男性(89)が左肩を痛めて病院に搬送された。はしごを上る際に転落したとみられる。また、後志管内倶知安町の倉庫では、屋根の雪下ろしをしていた男性(53)が転落し、背中などを負傷した。

 道警が今冬に認知した雪下ろしや落雪などの雪の事故は、1月末までの3カ月間で41件、死者5人、負傷者36人。一方で2月は18日までに37件、死者3人、負傷者32人。このうち、18日までの1週間で死者3人の事故を含め26件が発生、19日も死者1人が確認されるなど、ここ数日の事故の多さが際立つ。

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