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「多喜二奪還事件」首謀者の祖父語る つどいで旭川・平山さん「弾圧の時代繰り返すな」 釧路

 小樽ゆかりのプロレタリア作家小林多喜二が生きた時代を振り返る「小林多喜二を語るつどい・くしろ」(実行委主催)が17日、釧路市生涯学習センターで開かれた。あさひかわ西地域九条の会(旭川市)事務局長の平山沙織さん(48)が、亡き祖父を題材に「命をかけて戦争に反対した人」と題して語った。

 平山さんの祖父故菊池邦作さんは、1931年(昭和6年)に群馬県伊勢崎市を講演で訪れた多喜二が特別高等警察に連行され、民衆が警察署に押し寄せ釈放させた「多喜二奪還事件」の首謀者の一人とされている。32年に共産党員をかくまい、治安維持法違反容疑で逮捕された。

 平山さんは、祖父が特高から水責めなどの拷問で司法当局に都合のいい証言を強いられても屈せず、終戦直後に連合国軍総司令部(GHQ)に治安維持法廃止を求める意見書を提出したことを紹介し、「市民の自由が弾圧される時代を繰り返してはいけない」と訴えた。(佐竹直子)

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