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池田・ワイン城のショップなど 町、10月に賃貸契約解消 テナント側から反発の声も

 【池田】町ブドウ・ブドウ酒研究所はワイン城の全面改修に合わせ、城内のワインショップやレストランなどを来春から一括経営する新運営組織を立ち上げる方針を決めた。現在は町内外の3社がテナント入居しているが、同研究所はいずれも今年10月末までに賃貸借契約を解消する。テナント側は対応を検討中だが、テナント経営に加わっている町内の店舗から反発の声も出ている。

 ワイン城1階のワインショップは町内の酒販店など12社で作る有限会社「ワインショップ十勝」、物産店は町内の菓子店や物販業者ら13社でつくる有限会社「ふるさといけだ」が、4階レストランは帯広の建設会社「大地」が経営する。

 ワイン城は今年10月中旬から休館して全面改修し、来春再オープンの予定。同研究所はワインツーリズムの広がりや観光の多様化に対応するため、改修を機にワイン・物産販売、飲食を含めてワイン城全体を一体運営し、町民の利用促進や十勝ワインの魅力発信機能を強化することにした。

 昨年12月に関係者らでつくる新運営組織検討委が発足。新組織は一般社団法人か株式会社の形態を取る方向で、今月からテナント事業者への説明を始めた。

 一方、テナント会社に経営参画する町内商業者からは不満の声が出ている。もともと同研究所からの要請で会社を設立し、“商売敵”であるワイン城に貢献してきたとの自負があるからだ。商店街の来訪減で減った売り上げをワインショップの出資配当で穴埋めしてきた事情もある。テナント会社の出資者の酒販店からは「これではやっていけない。店を閉めるケースも出る」などの声も出ている。

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