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栗沢出身の男性か、沖縄で遺骨収集へ 深川の民衆史講座

 【深川】戦時中の強制労働の歴史などを研究する深川市の市民団体「空知民衆史講座」のメンバーらが、沖縄で空襲の犠牲となったとみられる空知管内出身の男性の遺骨調査に乗り出す。14日から沖縄を訪れ、埋葬された可能性の高い場所を調査した上で今夏にも遺骨を収集し、慰霊を行う。

 講座の事務局を務める僧侶殿平(とのひら)真さん(41)によると、埋葬されているとみられる男性は栗沢村(現岩見沢市)出身の高木藤次郎さん。調査する埋葬地は県北部の本部(もとぶ)町にある。

 本部町沿岸では地上戦直前の1945年1月、陸軍に徴用された輸送船「彦山丸」が米軍の空襲を受け、少なくとも14人が犠牲に。米国の写真雑誌「LIFE」が45年5月28日号で、14人の墓標とみられる写真を掲載した。

 90年代に地元関係者がこの写真の存在に気付き、県内の研究者らが墓標の氏名と船員戦没者名簿などの資料を照合した結果、高木さんを含む北海道や三重、佐賀両県のほか、戦時中に動員された朝鮮人を含む14人と判明。掲載写真の埋葬地も、本部町の健堅(けんけん)地区とほぼ特定できたが、墓標などは無くなっているという。

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