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W杯女子バレーに同行 旭医大・小原医師 選手の体調、陰で支える

 旭川医科大助教の小原和宏さん(49)が、バレーボール女子日本代表のチームドクターとして、札幌などで9月に行われるワールドカップに同行することが決まった。大会は来年の東京五輪前の重要な国際戦。15年間にわたり代表選手のけがの診断や体調管理に取り組んできた経験を踏まえ、「五輪の本番でも選手のケアに関われれば」と意気込んでいる。

 小原さんは札幌生まれ。旭川医大を卒業後、帯広や札幌の病院に勤めながら、中学校や高校のバレーボール部員にトレーニング法などをボランティアで指導。その活動を知った日本バレーボール協会の幹部から声が掛かり、2003年にチームドクターに就いた。

 小原さん自身、小学生時代にバレーボールを始め、日本代表を目標に練習に打ち込んだ。しかし、中学時代に腰を負傷して競技を断念。当時の経験から、「選手に寄り添うスポーツドクターになりたい」と考え、医師の道を目指した。

 チームドクターとして15年のワールドグランプリや、18年のネーションズリーグなど数多くの国際大会に同行。16年からは、旭川を拠点に活動するV3リーグ「ヴォレアス北海道」のチームドクターも務める。

 現在は旭川医大脳機能医工学研究センター助教として、バレーボールが原因で起こるけがや障害について研究。同大病院で整形外科の外来診療も行う。小原さんはスポーツドクターの役割について「普段は存在に気付かないが、探せばいつもそばにいる『昼間の月』を意識している」と話す。(川上舞)

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