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財政難 ロードヒーティング改修進まず 専門家「代替策も選択肢」 上川管内

 道路や歩道の雪を溶かす「ロードヒーティング」の設備が、上川管内の市道や道道で老朽化し更新時期を迎えている。ただ財政難の旭川市や道は改修費が捻出できず、工事は進んでいない。突然稼働できなくなれば市民の足に影響する恐れもあるが、維持管理費だけでも巨額で財政負担は重く、専門家は冬道の安全な交通手段を確保する代替策の検討も始めるべきだと指摘している。

 ロードヒーティングは、スパイクタイヤが規制された1990年代に道内で急速に整備された。旭川市も橋の勾配部分や住宅街の坂道など、これまで計225カ所に設置。このうち、危険性が少ないとして停止させている場所を除き、この冬稼働しているのは169カ所。うち60カ所が設置から20年以上が経過し、更新時期を迎えている。

 だが、改修はなかなか進まない。本年度までの5年間で更新されたのはわずか7カ所。市道のロードヒーティングは現状の維持管理費だけで年間2億円超かかり、財政難の市は改修費の工面ができないという。

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