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「震度7」緊急対応を確認 市立札幌病院で訓練 続々と「患者」症状見極め

 道の災害拠点病院に指定されている市立札幌病院(札幌市中央区)は9日、市内で震度7の地震が発生したとの想定で災害訓練を行った。医師や看護師ら約110人、患者役として市内の専門学校の学生ら約70人の計約180人が参加し、患者のけがの緊急性に応じて、搬送や治療の優先順位を決める「トリアージ」などの対応を確認した。

 訓練は2010年から毎年実施。昨年9月の胆振東部地震後の全域停電(ブラックアウト)を受け、今回は停電などの影響ですぐに出勤できない職員がいると想定。訓練での担当を参加者に事前に伝えず、当日に役割分担を行うことで、実際に災害が起きた時により近い形とした。

 訓練では、患者役が次々と運ばれてくると、トリアージを担当する医師が症状を聞き取り、「軽症」「中等症」「重症」に分け、患者役の腕にけがの程度を記した札を着けた。「重症」と判定された患者役は救命救急センターに運ばれた。

 同病院の関利盛院長は、訓練後の講評で「胆振東部地震を忘れず、今後に生かしてほしい。災害に強い病院を目指したい」と話した。(鹿内朗代)

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