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斬新な香り「ソラチエース」のビール サッポロが4月発売、欧米で人気

 サッポロビール(東京)は、35年前に上川管内上富良野町で開発したものの斬新な香りから長らく商品化してこなかったホップ品種「ソラチエース」を原料としたビールを4月9日に全国発売する。上富良野町産を原料に、同町の郡名「空知」の名を商品名に入れてブランド化する。欧米のクラフトビール(地ビール)市場を席巻したソラチエースが「凱旋(がいせん)帰国」した格好で、開発したサッポロ自ら日本全国に送り出す。

 ソラチエースは苦味を持ちながら、レモンに似た強い香りを放つ。サッポロが1984年に上富良野町の原料試験場で開発したものの、独創的な特徴が日本では受け入れられないと判断。商品化を見送り、99年には品種登録が失効。自由に栽培できるようになった。

 だが、94年に研究目的で米国の大学へ送った苗が「これまでにない味を出せる」としてクラフトビールの原料に採用されると一躍注目の的に。2002年ごろから米国内で同ホップの生産が広がり、欧州でも英国やフランス、ベルギーなどで200社近い小規模醸造メーカーが取り扱う人気ぶりとなった。

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