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記録的寒波、気象台「水道凍結など注意を」

 冬型の気圧配置が強まり、道内上空1500メートルに過去最強クラスの寒気が流れ込む影響で、石狩管内は8日、日中でも最高気温が氷点下10度を下回る厳しい寒さとなりそうだ。寒さは1週間ほど続く見込みで、気象台や自治体など関係機関は、水道管の凍結や車のエンジントラブルに注意を呼び掛けている。

 札幌管区気象台によると、7日も各地で真冬日となり、午後6時までの管内の最高気温は新篠津で氷点下5・9度、江別で同5・7度、恵庭島松で同4・9度など。札幌市中央区も同4・1度にとどまった。

 日中の寒さのピークは8日で、札幌市内は朝から夜まで氷点下11度前後で推移する見通し。日本海側など一部の地域では風雪も強まる予想で、8日午後6時までの24時間降雪量は多いところで25センチに達する見込み。さらに9日早朝は晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響も加わり、今季一番の冷え込みになりそうだ。

 記録的な寒波に備え、関係機関は警戒を強めている。札幌市水道局によると、気温が氷点下8度を下回ると水道管の凍結件数が増える傾向にある。凍結防止には水抜きや露出している水道管を発泡スチロールなどの保温材で覆うことが効果的。8日は日中も気温が低いことから水道局は「外出時の水抜きを忘れないで」(担当者)と呼び掛ける。

 凍結してしまった際は、水道管にタオルなどを巻き付けて、ぬるま湯をゆっくりかける方法もあるが、無理せず業者に依頼するのが安全という。

 冷え込みが厳しくなると、車のバッテリーの性能が低下することがある。日本自動車連盟(JAF)札幌支部は「バッテリー液の量が適量かなどの点検をしてほしい」とする。

 さっぽろ雪まつり会場も寒さ対策に追われた。気温が低下し雪が固くなると、修復用の雪が雪像につきにくくなるからで、大通会場4丁目では、例年連休前に行っている雪像の修繕作業を6日に前倒しした。実行委の担当者は「寒さで客足に影響が出ないか心配」としている。(坂本有香、袖山香織、渡辺愛梨)

■道外からJAF支援隊 車の救援依頼増加に備え

 寒さや雪による救援依頼の増加に備え、日本自動車連盟(JAF)のロードサービス特別支援隊の引き継ぎ式が7日、札幌市豊平区のJAF札幌支部で行われた。トラブル増に備え、道外から応援に来た職員たちは気を引き締めていた。

 JAFは2005年から毎冬、全国各地の職員が札幌支部へ応援に入り、特別支援隊として活動している。今冬は第1期の応援隊が1月8日~2月8日、第2期が2月4日~3月8日まで活動。第2期は神奈川、愛知、大阪などの計5人が8日から現場に出る。

 引き継ぎ式では、第1期メンバー5人のあいさつに続き、第2期メンバーの山本聖也さん(大阪支部)が「雪道の作業は初めてなので、しっかり対応したい」と話した。札幌支部の真野卓也事務所長は「8日は依頼が増えることが予想されるので頑張ってほしい」と激励した。(袖山香織)

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