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エボラ出血熱 治療薬開発へネット募金 北大・高田教授が開始

 アフリカを中心に流行を繰り返すエボラ出血熱の治療薬開発のため、北大人獣共通感染症リサーチセンターの高田礼人(あやと)教授(ウイルス学)が1日、インターネットを通じたクラウドファンディング(CF)で寄付金の募集を始めた。目標額はヒトに投与する前段階の試験に必要な370万円。「アフリカの人たちがいつでも治療できるようにしたい」と呼び掛けている。

 エボラウイルスは現時点で5種類あるが、公的に承認された薬はない。高田教授らの研究チームは2016年、世界で初めて全種類に効く抗体を発見したと論文で発表。18年には抗体と同じ作用を持つ化合物も突き止めた。

 高田教授はこの大量生産できる化合物を使い、数百円程度の飲み薬の開発を目指している。支援金は、動物実験などで薬剤の投与量や安全性を確認するため、検査機関に試験を委託する費用に充てる。国からは先端研究とみなされず、補助を得られなかったという。

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